新歓コラム 久須美隼也

新歓コラム 久須美隼也

〇ラクロス部に入ろうと思った理由

もともとサークルに入ろうと思っていた。でもいざサークルに行ってみると雰囲気が肌に合わず、いつのまにか、高校バスケ部で築いてきたような体育会の空気、熱い仲間との強いつながりを欲している自分がいた。やっぱり体育会しかない、そう考えていた。

その頃、高校時代最も仲の良かった高校バスケ部の同期で主将であった友人が、すでに東京大学男子ラクロス部に入部をしていた。そこにも後押しされて、ラクロス部の新歓看板から、主将に直接連絡をした。

実際に部活に行ってみると、自分が求めていたものがそこにはあった。なにより楽しかったなぁ。みんなより入部した時期は遅かったけれど、それから人一倍努力して、絶対抜かしてやる!って毎日思ってました。

〇DF

ラクロスのDFは、全員の統率がとれていることが大切で、いまの千葉大のDFチームは真面目な人が多いと思う。OFやってる人は我が強くてやんちゃなイメージ笑。DFはOFみたいに「点をとる」っていう分かりやすいゴールはないけれど、相手の猛攻を正面から抑えて、守りきったときの達成感を自分は楽しんでる。特に相手に対して強いコンタクトをとり、フィジカルで圧倒したときは、充実感はんぱないです笑

〇ラクロスのいいところ

自分にとってのラクロスの競技魅力は、さっき言ったように強いコンタクトがとれるところかな。筋トレしてトレーニングして、相手をぶっとばしたい。でも自分はDFだけど、本当はOFのほうが好きなんです笑。高校でもいちばん点とってたし、やっぱり点とる人達は華型で、歓声浴びててかっこいいなって思う。DFでもそれくらい注目を集めるプレーをすることを目指して、頑張っています。

〇ラクロス部のいいところ

やっぱり1番は、ラクロス部だけど、「ラクロス以外にも成長がある」ところ。ここにいることで、人間的に大きくなれるし、立派な人になれる。そんな先輩方を見てきたし、自分もそれを実感している。ラクロス部は自分の甘いところを指摘してくれるし、それを正してくれる。学生主体でチームをつくっていくそのプロセスは、並大抵のものではなく、だからこそそれが自分達を成長させてくれる。
あとは同期かな。自分は本当に同期が大好き、素晴らしい仲間がいる。下級生の頃はただお互いに楽しくウェイウェイする関係で、本音や言わなきゃいけないことを言い合えていなかった。でも、最近は言うべきことを互いに指摘できて、互いの成長が楽しみな、そんな関係になった。この仲間を築けるのは部活しかないし、その中でもやっぱり、ラクロス部は特別だと思う。同期でひとつのチーム、今後もより感情を共有できる、いいチームにしていきたい。

〇実家生
自分はずっと実家から通ってきた。毎日始発の電車に乗って、グランドに着くのは練習開始ぎりぎりの時間。よく実家から通うの大変だなって言われるけど、実家生には実家生のいいところがある。
それは、ずばり家事をしなくていいところ笑。帰ったら御飯は用意されているし、おかずもたくさん出てくる。食費に困らないところかな。1人暮らしはどうしても外食メインになって栄養は偏るし、少ないおかずで御飯をたくさん食べるってのが主流だと思う。冬とか体重を増やしたい時期は、やっぱり実家生は強い。あとは洗濯、掃除も母親に甘えています、早く自立します笑。
電車の時間はラクロスの動画を見たり、勉強したり、本を読んだりする。あとは寝てます笑。アフターとか、手軽にグランドにいって自主練できるのが羨ましいと思うこともあるけれど、それは地元で場所を探せばいいだけだと思う。自分みたいに少し遠い実家からでも、じゅうぶんラクロス部はやっていけます。

〇新入生へ

俺はラクロス部に入部して、最高の経験と仲間に出会えた。こんな経験と仲間は他ではできない、「ラクロス部だから」できたと思うんだ。俺はここにきたから、成長できた。最高に熱くて楽しい大学生活を一緒に送ろう。新しく仲間になる君を、俺は待ってる。

久須美隼也