◯ラクロス部にはいった理由
俺がラクロス部に体験しに行ったとき、そこで魅力ある先輩達に出会った。先輩達がかっこよくて憧れて、自分もそうなりたいと思って入部した。
先輩達がかっこよく見えたのには理由があった。それだけの困難に直面し、それを全て正面から乗り越えてきた人達だから。勝つためには努力を惜しまないし、真剣にラクロスや自分と向き合っている。それでおいてかつ、オフの時間や人柄がとても面白い。
3年前、本当にかっこよく見えたことを今でも覚えている。
俺たちもそんな風に見られるようになっていたい。
◯副将として
引退したあとに「このチームで良かった」「充実した4年間はこのチームがあったから」そう思えるようなチームにしたい、という想いがある。
体育会はサークルとは違う。毎日勝つために考え、本気でぶつかり合う。そんな日々は人生の財産になる。俺たちは大学生活の様々な選択肢の中で、体育会を選んでいる。ここいれば、どこの団体よりも熱くなれる。誰よりも成長できる。人間的にでかくなれる。それが周りにも伝わり、誰からも応援されるような、かっこいい団体になりたい。もっともっと熱く、いいチームになろう。
◯園芸学部
ラクロス部は基本的には千葉大学西千葉キャンパスで活動している。園芸学部は松戸キャンパスだから、他の人よりも移動の手間がある。でも、それだけ。
1日の生活サイクルは、
朝練→電車で移動→松戸で授業→電車→バイト、ウエイト、アフター
って感じ。家は西千葉にあって、松戸での空きコマでは練習のビデオをひたすら見てる。
俺には園芸学部の仲間が同期に3人もいる。一緒に部活して、一緒に松戸行って、昼飯も毎日一緒に食べてる。自分の誕生日は焼肉連れてってくれてみんなで祝ってくれる。こいつらの存在に俺は助けられてると思う。この繋がりも、やっぱり部活があるから。
最初に言ったように、移動に手間がかかるだけ。キャンパスが違くても、ラクロス部では活躍できる。園芸学部の後輩が入ってくれたら、本当に嬉しいな。俺たち4人で大歓迎する。
◯今年に対する想い
俺は高校で10年間サッカーをやってきて、大学に入って、ラクロスは4年目になる。こんなにも本気でスポーツに取り組み、1回1回の勝負に一喜一憂するのも、長い人生の中で最後になるだろう。勝ったら抱き合って喜び、負けたら悔しくて泣く。そんなことはこの先きっとない。
だからこそこの最後の1年、本気の勝負を楽しみたいし、やるからには必ず勝ちたい。そしてスポーツを通して出逢えた最高の仲間たちに、俺の全てをグラウンドで見て欲しい。俺はこの1年に全てをかける。
◯新入生へ
ラクロス部はどこよりも熱く、四年間がどこよりも充実したものになることを保証する。俺はこの部活を選択したことに誇りをもっている。ラクロス部があるからこその大学生活だと自信をもって言える。これからの大学生活、何を選択するかは自由だ。みんなにラクロス部という選択肢があり、そのうえでラクロス部を選んでくれたら俺は嬉しい。
特に園芸だから体育会は無理だとか考えるのはもったいない、周りにどう思われようと関係ない、決めるのは自分だ。最初から敬遠して、自分の成長のチャンスを諦めるのはださい。自分の本当にやりたいこと、挑戦したいことをふまえたうえで、何を選択するか。
松戸だから西千葉の人より部活で遅れをとってしまうなんてことは俺は思わない。情熱があればなんでもできる、すべて自分次第。松戸の人、ラクロス部に興味をもってくれた人、何か不安があれば全部自分に聞いてほしい。その中でラクロス部を選択してくれたら、俺たちは嬉しい、歓迎するよ。
矢上泰雅