スポーツコラム

福島裕樹 出身スポーツ:野球

◯なぜ大学でラクロスを選んだか

小学一年生からずっと野球をしてきたが、大学では新しいスポーツに挑戦したかった。そして新歓で感じたラクロス部の雰囲気の良さと、新歓PVを見て、この部活はかっこいいと思ったから。

あとは、クロスを巧みに使ってボールをすくったり、フェイントをかけて相手を騙したりしていることとか、他のスポーツにないプレーのスピード感に惹かれた。

◯出身スポーツがラクロスにどう活きたか

シュートをうつ際、体重移動や、腕だけでなく腰を使うところといった感覚が、野球とかなり似ているためここを習得したのはあっという間だった。学年があがるにつれてあとは個人の努力次第だけど、1年生の間はシュートは野球出身にかなりリーチがある。

あとはパスキャ。投げる感覚も捕る感覚も野球の感覚のおかげですぐ慣れる。他のスポーツ出身は本当にここに苦労してるように見えたかな。

◯出身スポーツとラクロスのギャップ

フィールド感覚が全くなかった。だからプレー毎に今のプレーはどう動いた方が良かったのか先輩やコーチの方に聞いたり、上手い先輩にどんなことを考えながら動いているのかを聞いたりしてきた。あとは、毎回練習をビデオで撮っているので練習後にビデオを見て確認したり、ボードを使って動きの確認もした。

あとは会得するのが難しかったのは、プレーしていない時に頭で理解できていても、実際にプレーするスピード感の中で、よりよい判断や選択をすること。野球には全くない要素で、難しかった。これはもう本当に場馴れ。いまとなっては余裕をもってプレイできている。

 

三浦清誉 出身スポーツ:バスケ

◯なぜ大学でラクロスを選んだか

大学が決まっていざサークルや部活を決めるとなったとき、バスケ部も視野に入れながら、体育会系の部活に入りたかった。そんなとき声をかけられたのがラクロス部だった。 「みんな大学から」「千葉大にはユースも日本代表もいる」「関東1部リーグ」魅力的すぎた。他のサークルや部活にも行ってみたけど、ラクロス部の印象が強すぎて選択肢に入ってこなかった。そのくらいラクロスに強く惹かれて自分はこのラクロス部を選んだ。

◯出身スポーツがラクロスにどう活きたか

バスケのオフェンスの連携プレーの動きなどが、ラクロスのグラウンドでの動き方が似ている。だからディフェンスをしているときにも、ある程度相手の動きや攻め方の展開が読めること。あとは使っているラクロス用語がだいたいバスケと同じで他の人に比べて苦労しないことかな。

◯出身スポーツとラクロスのギャップ

シュートの身体の使い方を覚えるのに苦労した。野球経験のある人たちは割とすんなりと出来てたけど、自分は全然できなかった。

シュー練するときにビデオを仲間と撮り合ってアドバイスしたり、先輩やコーチに聞いたりして徐々に感覚をつかんでいった。練習前や後に先輩やコーチとたくさん話せる時間がある。その時にアドバイスを多くもらっていた。

 

岡嶋優樹 出身スポーツ:テニス

◯なぜ大学でラクロスを選んだか

新歓試合を観に行って、直感的に ”このスポーツかっこいい”と思った。そして全員が大学から始めるスポーツだから努力次第でどこまでもいけるということに惹かれ、挑戦してみたいと思った。

でも今思えば俺は、ラクロスというスポーツに魅力を感じたというよりは、千葉大学男子ラクロス部の雰囲気だったり、かっこいい先輩たちに憧れて自分もこうなりたいと思って入部したんだと思う。

◯出身スポーツがラクロスにどう活きたか

テニスはラケットを振るスポーツであり、ラクロスもクロスを振るスポーツで、パスにおいてもシュートにおいても“振る”という点で、少し感覚が似ていた。

また、テニスは基本サイドステップで動くから、ラクロスでDFをする時に自然とサイドステップで相手に足でついていくことができた。

◯出身スポーツとラクロスのギャップ

自分はチームスポーツをしたことがなかったから、サッカーだったりバスケをしてきた人達に比べて、グラウンドでの動き方が全然分からなかった。だから自分から先輩やコーチの方にたくさん聞いたり、ビデオをたくさん見たりした。

あとはチームメイトと仲良くなるために、毎日一緒にご飯食べに行って、次の日オフの日は毎回みんなと飲みいったりした。仲間の成長は自分も嬉しいし、自分の成長を喜んでくれる仲間がいる。仲間がいること、チームスポーツの良さをラクロスが教えてくれた。

 

佐々拓也 出身スポーツ:サッカー

◯なぜ大学でラクロス選んだか

俺は大学でもサッカーを本気でやりたいと思っていた。でもサークルの日に先輩たちに捕まって以来、最初は嫌々連れていかれたけど、そのままラクロス部の虜に…。俺は競技的魅力よりも先輩たちの人柄に魅了された部分が大きかった。とても素晴らしい人たちがたくさんいて、こんな先輩になりたいって純粋に思った。

◯出身スポーツがラクロスにどう活きたか

フィールド感覚はすごい生きると思う。ラクロスはサッカーと同じくらいの大きさのフィールドでプレーする。サッカーしていた人ならわかると思うが、ラクロスにもスペースという概念がある。フィールドのスペースをどう使うかがラクロスにおいてとても大事な概念。余談だけど、ラクロスボールは蹴ってもオッケーです!笑  もし足技に相当の自信があるのなら蹴ってゴールを決めることもできる笑 僕自身も蹴ってゴール決めたことあります!

◯出身スポーツとラクロスのギャップ

いちばんのギャップはやっぱり”手”。サッカーはボールを自分の足で扱うけど、ラクロスはクロスという道具を手で扱う。他と比べて手で扱う感覚が鈍くて、最初はかなり苦戦した。シュートはかなり遅かったし、遠くに投げることもできなかった。それでも夕方にグランド行くと教えてくれる優しい先輩がいたし、コーチからもたくさんレクチャーを受けて1ヶ月くらいでみんなと遜色ないくらいまでできるようになった。今ではパスけっこう得意な方っす!

 

齊藤優亜 出身スポーツ: 陸上

◯なぜ大学でラクロスを選んだか

高校では本気でインターハイを目標にしていた。本気で何かを目指すこと自体とても楽しいけど、なによりその過程でたくさんの成長ができる。大学でも本気で目標に向かって頑張りたかった。そんな時ラクロス部と出会った。本気で目標を達成しようと努力する先輩たちがカッコよかった。自分もラクロス部の一員として目標に向かって突っ走り、自分自身も成長したいと思った。

またラクロスにおいて、激しいボディコンタクトがあるところ、スティックの動きで相手を翻弄してゴールに向かうところに、競技的魅力を感じた。自分もあのプレーをしたい、相手をぶっとばしたいと思い、大学ではラクロスを選択した。

◯出身スポーツがラクロスにどう活きるか

自分は陸上で短距離をやっていた。ラクロスにおいて足が速いのはとても有利なので役立っている。走ってボールをオフェンスゾーンに運んだりするときに、相手を置き去りにできる。また、フィジカル面でのアドバンテージもある。どのスポーツにおいてもフィジカルは大事だがラクロスは特に大事。コンタクトが多いスポーツなので、今まで鍛えたアドバンテージがそのまま生かされることが多い。

◯出身スポーツとラクロスのギャップ

陸上は決められた動作をとことん極めて、記録を塗り替える。とことん自分の動きに向き合って、細かいところまで突き詰める。

しかし、ラクロスには仲間がいる。10人でするスポーツだ。フィールドで自分がどこにいて仲間がどこにいるのか周りの状況を逐一把握する必要がある。これは陸上では経験した事がなかったので難しかった。でも、ビデオを見たり練習でしっかりと意識すれば身につく感覚だと思う。また、先輩たちに教えてもらったり、先輩たちの動きを真似することで、効率よく身についた。