#8 クリアリーダー MF 小栗悠佑

まずは特別大会で優勝という最高の結果で引退できたことで、20チームの1年間が間違っていなかった事が証明できて本当に良かったと思う。

今年はコロナの中リーグ戦が中止になり、思うようにラクロスができない1年ではあったが逆にラクロスと1人で向き合う時間が長かったようにも思う。

入れ替え戦が無くなりチームの目標とする『一部昇格』が無くなった時に、自分のラクロスをやっている理由についてしっかり考える時間をとった。
その時真っ先に思い浮かんだのは「周りのチームメイト」だった。

毎日欠かさず壁当てする奴、練習中から本気でラクロスを楽しんでいる奴、ウエイトでバキバキの体な奴、1人で毎日外部に行ってる奴、チームを全力で盛り上げてくれる奴、どうしたらもっといい練習になるのかを考え行動している奴。

4年になってやっとそんな同期や後輩たちが私の心の底にあるのだと気がついた。

私はのめり込むほどラクロスが好きな訳でも、どうしても上手くなって試合で活躍したいという欲がある訳でもない。

これを2年や3年の時に薄々は感じていたものの、チームメイトのラクロスに対する熱量を目の前で見せられ、欲のない自分を認めることも周りに言うこともできなかった。

今思えば、そんな自分が嫌いだったんだと思う。

4年になり「変わりたい」「クリアを完璧にしたい」と思って幹部に立候補した。
3年までの個人でラクロスを考える立場から、チームを考える立場になって少しずつポジティブに気持ちが変わっていった。

そして入れ替え戦が無くなった時に学年ミーティングで
「俺のモチベーションはラクロスが好きなことでも、試合で活躍したいことでもない。自分が点取るよりも、恭輔が点取った方が嬉しいと思う。」と正直に言った。

同期は向上心が無いと批判せずに、受け入れてくれた。

この時やっと自分の考え方に自信を持つことができるようになった。
自分のやり方でチームに貢献して、チームに必要とされるような選手になろう。

それからは自分の役割に没頭できたと思う。

ATがドライブを打てるようにピックにこだわり、ゾーンで脅威を出す為にバウンシューを練習し、DFが落としたボールをOFに繋ぐためにクリアの戦術を考えた。

4年の最後にして、自分のやりたいラクロスができて良かった。
そして優勝に貢献する事ができてよかった!駿を胴上げできて良かった。

そして私の原動力となるチームメイトに出会えて本当によかった。

悩んで、辛いことも多かった4年間だったけど、先輩方や後輩達も含めてこのチームでラクロスできて幸せでした。

来年以降はOBとして千葉大ラクロス部を応援しています。