「引退を目前にして」
昨年11月
入替戦勝利、一部残留が決定した2日後から、代替わりのための学年mtgが始まった。
引退を目前に控えた今、議事録を読み返すと、あのときの気持ちが鮮明に思い出される。
途方もなく長く感じる1年間への不安と、
変化への心細さ。
そして《DREAMERS》が如く、
全学決勝で勝つことを想像して膨らむ
学生日本一への期待。
同期の本音を聞き、悩み、自分の役割について一番考えた時期だったように思う。
あれから10ヶ月、入部からは3年半
私はこの部活に何を残せたのだろう。
本当は、
この19チームで学生日本一を達成し、誰もが納得するリーグ戦の結果として後に残したかった。
2戦目 対早稲田大学
この試合のQ間、応援席側で私の隣にいた早稲田のプレイヤーが言った。
「千葉大の今年のチーム目標って何?
これで日本一とか言ってたら笑うよね」
悔しくて堪らなかったが、
負けた以上、何も言えない。
結果が全て。
全てに対してもっと《BREAK》できたんじゃないかと考えるときりがないし、実際もっとできたんだろう。
ラクロス部にいると自分の弱さ、甘さに気付かされる。それに自分が向き合えたときは強くなった実感があるし、向き合えなかったときのことはずっと心に残って消えない。
ただ、過去には戻れないから。
今この瞬間、目の前のことに全力で取り組むしかない。
あと1戦。
明治に勝てば3位 負ければ6位
6位になれば二部との入替戦に進む。
千葉大の新しい歴史を作ろう。
現役50人と、歴代の想いが詰まったグラウンド
試合終了の笛が鳴るその瞬間
大歓声の中心にいるのは、私たちだ。
幹部へ
今シーズン、幹部陣がチームのために動く姿を見る度私も奮い立った。チームと自分自身の《双》方に対して妥協せずいようと思えたのは、みんなのお陰。
日本一になれなかったのは心から悔しいけど、幹部の一員でいられたこと、本当に感謝しています。ありがとう。
最後になりましたが、
OBOG、歴代コーチ、保護者を始めとする千葉大学男子ラクロス部に関わる全ての皆様
平素より温かいご支援ご声援ありがとうございます。
特に、私たち25期と時間を共にし、育てて下さった先輩方
本当にありがとうございました。
いつまでも心配事の多い代だったと思います。
25期の最後の姿を観に来てください。
19チームの集大成となる明治戦、応援席まで《一丸》となって戦いましょう。宜しくお願い致します。
最後の試合、本気で楽しもう。絶対勝てるよ。
《COMMIT》
25期 MG 笠井ゆう子