< 2017年度OB総会・創部25周年記念懇親会 直前号 >
OB会事務局長として、そしてこれからのOB会へ
千葉大学男子ラクロス部14期OBの吉野悟です。約13年間あるOB会事務局の歴史の中で、約2年間会計を担当した後、約5年間事務局長を務めさせていただきました。
- 事務局加入初期
私は自分から志願して事務局員になったわけではなく、ある日突然事務局からメールが届き、そのメールの会計の欄に知らぬ間に私の名前が書かれていました。「やりたくない。誰かに引き継いでさっさと辞めよう」、当初はそう思っていました。
私が事務局員になった頃はまだ会議も不定期開催で、場所もガストなどで2時間程度話し合うだけでした。
なかなか会計を引き継ぐ人など見つからず2年近く経ったころ事務局長引継ぎの話が出てきて、私が一番適任だ(当時は働いておらず毎回会議に顔は出していたのでそういった意味では確かに適任だったのでしょう)という話になり、後輩に押し付けるのも忍びないので、「自分はとりまとめをするだけで実務は一切行わない」という条件付きで引き受けることにしました。
- 事務局長になってから
私が事務局長になってから大きく変わったことは、(全てが私の提案というわけではありませんが、)事務局の開催を月1の定例開催にして場所も公民館等に移したこと。事務局活動に現役が参加するようになったこと。OB会名義の銀行口座を作り自動引き落としでの会費納入を取り入れたこと、の3点ではないかと思います。
しかし、定例開催にしてはみたものの集まれる人数はなかなか増えず、事務局長になるに当たって条件は出しましたが実際には結構な実務を自分でやっていました。いろいろ新しい取り組みの案は出るのですが、実際に動ける人員がおらず着手できなかったことも多々ありました。
現役が定例会に出席するようになってからは、現役からOB会に対する要望が明確になり、それと同時に現役がOB会の重要性を徐々に理解してくれるようになりました。会費の自動引き落としを導入したことも相まって、卒業生のほとんどは自動引き落としによって会費を納入しており、安定した収入増が見込めるようになりました。
- 事務局のこれから
上記のような人数不足の状態が数年続いておりましたが、昨年から事務局活動に積極的に加わりたいという若手のメンバーが多数集まりました。
私は少ないメンバーでいかに事務局を形式的に整った状態で維持するかということに重点を置いて、人手不足で手が回らない活動は切り捨ててきましたが、活動的なメンバーが増えたことによって新しい支援活動にも着手できるようになってきました。
数年前から案が出ていた現役の進路相談などがその一つです。他にもいろいろな案が新しいメンバーから提案され、これからの事務局は私が事務局長だった頃の保守的な事務局とは違う革新的な事務局になっていくと思います。
- 今後必要なこと
ただ、いくら事務局が変わっても、OBOGの方々の協力無しにはOB会は成立し得ません。私が事務局員になった頃からある課題の一つに、「いかにして離れてしまったOBを引き戻すか」というものがあります。そしてそれは今でも、最も重要な課題の一つだと思っています。
全ての事務局や現役の活動に賛同していただけなくても構いません。「この企画面白そうだな」「久しぶりに様子でも見に行ってみようかな」と少しでも思ったときに、ふらっと足を運んで頂ければ嬉しいです。遠方で直接お越しいただくことが難しくても、メッセージ一つ頂けるだけで励みになります。
千葉大学男子ラクロス部が25周年を迎えたこの年に事務局も大きな節目を迎えることになりますが、これからも現役と事務局へのご支援ご協力をよろしくお願いします。
(2017.06 執筆)