3年生を迎える前に思うこと

もう3年目。
2年前ラクロス部に入ってから過ごした月日は、今までの人生のどのときより早く流れた。
そして、早い上に濃かった。

私がラクロス部に入って感じたのは、周りの人のキャパシティの大きさだ。大学に入るまでの人生で、あまりキャパシティを求められたことがなかった私は、自分にそれがないことすら知らなかった。
入部してからTSの仕事をしていく中で、自分が[気づけない]、[効率が悪い]、[周りが見えない]、他にもたくさんできないことに気づいた。

同期のTSは、そのときの私からすると最初から仕事ができた。それは大きなモチベーションに繋がるとともに、自己嫌悪へも繋がった。
[自分は仕事ができない。もっと頑張らないと。]
そう思う毎日だった。
けれど、周りから何かしら学べる日々は刺激に溢れていて、自分で毎日を生きている感じがした。
成長を実感できる日々というのは人生で初めてだった。

最初に戻ると、私は今年で3年目だ。
それが意味するのは、いつまでも学ぶ側でいるだけではいけないということ。
影響を与える側にならないといけない。
学ばせる側にならないといけない。
自分がまだまだできない人間であると自覚している分、ふと気づくと受け身になってしまっている。
3年目、それではいけない。

今年は初めて役職をいただいた。
チームから学ばせてもらうばかりの2年間を経た今、
副務という役職を通じてチームに貢献できる人になろう、と。そう強く感じる。

これまでよりさらに一つ上のステージへ。

3年目、能動的な一年間を過ごす。

27期 副務 AS 仙波日向子