4年間を終え

お久し振りです。
25期 笠井ゆう子です。

引退から1ヶ月が経ちました。
いつも眠たくて、布団に入って5分で寝てた毎日が嘘みたい。
寝転びながらネットサーフィンする時間ができて、YouTube見るようになって、水曜朝練の集合で輝飛がやってた掛け声がやっと分かった。今更。笑

そんな感じで、引退後のふとした瞬間がラクロス部での記憶に結びつくことが本当に多い。くだらなすぎる笑い話、練習中の珍プレーとか、当時は気にも留めなかったようなことがとてつもなく懐かしくなる。

でも、現役時代を思い出すといつも頭をよぎるのは、二部降格の瞬間。
ビデオはまだ見られないけど、それでも鮮明に思い出せる。

私の大学生活のほとんどだったラクロス部での生活が、思い出す度に悲しくて、後悔ばかりで、もはや思い出したくないと思うことさえあるのが辛い。

勝って引退できる4年生なんて少ないというけれど。
じゃあほとんどの4年生が同じ気持ちでいるの?それは違う気がするけどよくわかんない。

でもやっぱり、自分の、自分たちの4年間を否定したくはなくて。
個人的にはこの4年間、本当にラクロス部に成長させてもらった。チームにとっても、25期8人の4年間が、何かしら意味のあるものだったと思いたい。

後輩たち。
1年間、一緒に戦ってくれてありがとう。着いてきてくれてありがとう。
シーズン中も色々と思うことはあっただろうし、今も苦しませてしまっているけれど。
心から応援しています。

3年生。
最後の1年間、一部で戦わせてあげられなくてごめん。あの試合後、3年生が4年に声掛けにきてくれた姿を見て、しあわせだなって思ったよ。ありがとう。
みんなは勝って引退してね。

最後になりましたが、
千葉大学男子ラクロス部に関わる全ての皆様
長い間、本当にお世話になりました。
これからも後輩たちを宜しくお願いします。

そして、入替戦に応援に来てくださった方々
試合後は応援席に顔を向けることすら憚られ、誰が応援に来てくださっていたのかも分かっていませんでした。遅くなりましたが、本当に、力強い声援をありがとうございました。

25期 MG 笠井ゆう子

「劇的に変わる」ことの難しさ

「劇的に変われ」
 
僕が何度も言われた言葉だ。
「変わろう」という気持ちはあった。
わたるさんやゆうきは何度もチャンスをくれた。
それでもやっぱり最後まで「劇的に変われなかった」と思う。
 
僕は四年生の時が一番楽しかった。
四年になったらそれまでよりずっとラクロスのことを考えるようになった。
周りにどう映っていたかはわからないが、感じる責任も大きくなっていた。
雰囲気が悪い時何とかしなきゃって思っていた。
 
 
でも「劇的に変わる」ことはついにできなかった。
 
練習中色んなこと考えすぎて良いプレーをしても喜べないタイプだったから、素直に喜んでみたり。
厳しい声を出すのが苦手だったけど、ちゃんと言う時は言うようにしたり、逆にめっちゃ褒めようともした。
 
それでもわずかな変化でしかなかったんだと思う。
「自分なりにはやってる」と思っても周りからしたらわずかな変化でしかない。
 
「あいつがやってるなら俺もやろう」って思うくらい人に影響を与えるには、本当に「劇的に変わらなきゃ」だめ。
 
変わりたい気持ちはある。ちょっとずつ変わることはできる。でも「劇的に変えられなかった」のは「周りの目」を気にしていたんだと思う。
 
「自分がこれをやったらどう思われるだろうか」とか「キャラじゃない」とかどっかで考えていたんだと思う。
今思えばそんな考えは本当に無駄でしかない。
 
何回もチャンスをもらった。自分でも何度も思った。
一人の時には「明日こうしよう」とか「ここを変えよう」とかすごく考えるんだけど、いざグラウンドに行ったらいつも通りになってしまった。
 
引退して時間が出来て、余裕が出来たからこそ言えることだけど、後輩たちにはしっかりと自分のことを考える機会を持ってほしいと思う。
毎日練習準備とかトレーニングとかあって、あまり自分と向き合うことはできないかもしれない。でも「自分がどうなりたいのか」とか「自分はこのままでいいのか」「どうすべきなのか」とか考えてみてほしい。
人に宣言するのもいいと思う。
自分は人に頼るのも苦手だったし、自分にも甘かった。
そんな奴からの言葉だけどちょっとだけ考えほしい。
 
時間はどんどん過ぎていく。僕は四年生の1年間が一番早く感じた。自分が変わっても、変わらなくても、どんどん進んでしまう。
「変わる」には変わった最初が頑張り時。最初を乗り越えれば出来るようになると思う。
千葉大ラクロス部には素晴らしいコーチや先輩がいる。わからなかったら人に頼れば良い。
 
頑張ってください、応援してます。

25期 #19 MF 興松知輝

4年生コラム 福島裕樹

「ありがとう」

明日で最終戦
ブログを書くのもおそらくこれが最後だろう
だから今の思いを率直に書かせてもらう

まず、この1年間を振り返るといろんな人達に支えられてこの部活が成り立っていることを改めて強く感じさせられた。
主将となり、今まで見えてなかった部分がかなり見えるようになり
こんなところで、こんな人達が動いてくれていたんだ
そういう発見がとてもあった

中でも、今年自分個人として、いや、チームとしても一番支えてもらったのは間違いなくてるひだと思う
てるひがいなかったら今年のチームは回らなかった

自分が頼りないばかりに、
歴代の主将方はこういう時どうしてたんだろう、と何度も考えさせられた
自分の見てきた、けんしょうさん、りくさん、ひろきさんはもっと頼れる主将だったし、どうやったらああなれるんだろうと苦悩し続けた。
最後まで全然追いつけなかったと感じている。

でも、幸いなことに自分には歴代最強の副将てるひがついてくれた
OFのこと、メニューのこと、いろんなことに頼りすぎじゃないかと思うくらい頼ってきた
シーズン当初本当にキツかった時、渉さんと一緒に話を聞いてくれた
てるひ自身いろいろ悩みがあったはずなのにそれを見せず、勝ちにcommitしてくれた

本当に感謝してもしきれない
てるひという存在に何度も救われた、本当にありがとう

次に同期
この1年間、かなりキツく求めて、すごく当たってしまっていたと思う
正直、シーズン当初は本当に大丈夫かかなり心配だった
自分の基準で求めすぎて、おさえつけていたかもしれない
褒めたり、認めたりが苦手でそこを見ずにただ求めてるだけになってしまって、さも変わってないかのような言い方になってしまっていたと思う
けど、シーズン振り返るとすごく変わって一緒に戦ってくれていた
同期との関わり方が下手でキツイことめちゃくちゃ言ったと思うけど、やっぱり同期が好き
同期で繋いで点取った時は本当に嬉しい
最後の一戦、同期で繋いで俺らで勝たせよう
最後の最後笛が鳴るまで出し切ろう
俺らの4年間を見せつけよう

次に、後輩
こんな頼りない主将に1年間ついてきてくれてありがとう
特に3年生は去年に引き続き、辛い思いをたくさんさせてしまったと思う
本来は4年が負う責任も負ってくれて、たくさん求められて大変だったはず
でも、そこで逃げずに食らいついてくれた
日体戦のあの気持ちの入り方は俺もすごくノったし3年の奮闘で勝てたと思う。

2年生も他大ではあり得ないことを要求し続けたと思う。
でも、毎回練習で気付きを得て、成長して、それをチームに伝えて
本当に誇らしい
こんなにチームに発信できる代は強い

1年生
いつも熱い応援ありがとう
人数少なくてもどの大学よりも声大きくて
試合中もめちゃくちゃ聞こえるし、やってやろうと思える
最終戦も全力で応援頼む、一緒に戦おう

後輩たち
今までキツイ中ついてきてくれてありがとう
最終戦、頼りにしてる
自分のプレーに自信持ってグラウンドで暴れてくれ

そしてわたるさん
わたるさんには、1年生の時からめちゃくちゃお世話になってる
4年間ずっと相談し続けたし
お前はこうやった方がいいよと常にその時にあったアドバイスをしていただいた
プレーで伸び悩んでる時も、チームにどうアプローチすればいいか悩んでる時もいろんなことで相談して、一緒に悩んで考えてくださった
本当にありがとうございます

そしてひろきさん
ひろきさんのおかげでここまで成長できました
1年の時からシュート打ってくれて
常に求め続けてくれて
常に負けたくない、憧れの存在です
これからも追い続けます
もっと伝えたいことありますけど長くなるのでやめときます
いつもありがとうございます
最後絶対勝ちます

最後にOB、OGさん、保護者の皆様
日頃よりご支援、ご声援ありがとうございます
本当に力になってます
最終戦勝って恩返しします
最終戦もよろしくお願いします

最後に現役
DF陣
外からのシュートは任せろ
そのかわりクリースでうたせるなよ
OF陣
死ぬ気で止めてつなぐからゴール頼むぞ

気持ちで負けるな
最後まで強気で

俺が止める、俺が勝たせる
最終戦絶対勝とう

25期 主将 福島裕樹

4年生コラム 笠井ゆう子

「引退を目前にして」

昨年11月
入替戦勝利、一部残留が決定した2日後から、代替わりのための学年mtgが始まった。

引退を目前に控えた今、議事録を読み返すと、あのときの気持ちが鮮明に思い出される。
途方もなく長く感じる1年間への不安と、
変化への心細さ。
そして《DREAMERS》が如く、
全学決勝で勝つことを想像して膨らむ
学生日本一への期待。
同期の本音を聞き、悩み、自分の役割について一番考えた時期だったように思う。

あれから10ヶ月、入部からは3年半
私はこの部活に何を残せたのだろう。

本当は、
この19チームで学生日本一を達成し、誰もが納得するリーグ戦の結果として後に残したかった。

2戦目 対早稲田大学
この試合のQ間、応援席側で私の隣にいた早稲田のプレイヤーが言った。

「千葉大の今年のチーム目標って何?
これで日本一とか言ってたら笑うよね」

悔しくて堪らなかったが、
負けた以上、何も言えない。
結果が全て。

全てに対してもっと《BREAK》できたんじゃないかと考えるときりがないし、実際もっとできたんだろう。
ラクロス部にいると自分の弱さ、甘さに気付かされる。それに自分が向き合えたときは強くなった実感があるし、向き合えなかったときのことはずっと心に残って消えない。

ただ、過去には戻れないから。
今この瞬間、目の前のことに全力で取り組むしかない。

あと1戦。
明治に勝てば3位 負ければ6位
6位になれば二部との入替戦に進む。

千葉大の新しい歴史を作ろう。

現役50人と、歴代の想いが詰まったグラウンド
試合終了の笛が鳴るその瞬間
大歓声の中心にいるのは、私たちだ。

幹部へ

今シーズン、幹部陣がチームのために動く姿を見る度私も奮い立った。チームと自分自身の《双》方に対して妥協せずいようと思えたのは、みんなのお陰。
日本一になれなかったのは心から悔しいけど、幹部の一員でいられたこと、本当に感謝しています。ありがとう。

最後になりましたが、
OBOG、歴代コーチ、保護者を始めとする千葉大学男子ラクロス部に関わる全ての皆様
平素より温かいご支援ご声援ありがとうございます。

特に、私たち25期と時間を共にし、育てて下さった先輩方
本当にありがとうございました。
いつまでも心配事の多い代だったと思います。
25期の最後の姿を観に来てください。

19チームの集大成となる明治戦、応援席まで《一丸》となって戦いましょう。宜しくお願い致します。

最後の試合、本気で楽しもう。絶対勝てるよ。

《COMMIT》

25期 MG 笠井ゆう子

4年生コラム 藤田晃

「四年間を振り返って」

このコラムでは他の四年とは少し毛色を変えて怪我で悩んでる人に向けて自分の経験を書きたいと思う。

自分の四年間を振り返ると常にどこかしらの怪我と向き合わなければいけない四年間だった。怪我を理由にラクロスから目を背け逃げていた時期もあった。

1年生の時、腸腰筋の怪我で半年以上練習を抜けていた時期があった。当初は何もできない自分に絶望していた。怪我が治ったと思ったらまた怪我をして、周りとの差が広がっていく。その差が目に見える形になって現れ、とてつもない焦りを感じたことを覚えている。

しかし、何もできないというのは間違いだった。ふと怪我が治って復帰した時のことを考えたとき、今の自分は周りとの差を埋めようと努力することもなく、ただ逃げていたのだと気付いた。復帰してから差を埋めるのでは遅い、この期間に差を埋めることを考えて復帰した時に上手くなっていようと思った。それからはマイナスに考えていた怪我をプラスに考えることにした。

怪我が多かった自分にとっては怪我でラクロスができない期間こそが自分と向き合えて、苦手克服や技術向上につながると悟った。そういう思いでこれまでやってきた。

怪我で悩んでる人に伝えたいのは怪我でラクロスができなくても上手くなる為に出来ることは何かしら必ずあるということ。

自分自身、1年生の頃は練習時間ずっと壁当てをしてパスキャ技術向上にフォーカスしたり、高次元メニューを外から見て擦り合せることでラクロスIQを高めるようにしていた。他の怪我の時期でも怪我に影響がない範囲で自分の技術向上につながることをしていた。
他にも方法はたくさんあると思う。
もし、自分で考えてやるべきことがわからないのであれば、先輩や同期、後輩、コーチなどチームの誰かに相談するといいと思う。このチームには親身になって一緒に考えてくれる仲間がいるから、きっと良い方法を提案してくれるはずだ。

怪我と共に歩んできた四年間だったが、最後のリーグ戦、千葉大が誇るDMFとして相手を圧倒して守り抜き、何が何でもOFにボールをつなげる。

リーグ戦も残すところあと2戦。

2敗で迎えた日体戦、勝利することができた。この試合は他の二試合と違って皆プレーに気持ちがこもっていたり、チームでやるべきことをしっかりやれていたりしたから勝てたと思う。

明日は慶應戦、気持ちで負けず自分たちがやってきたことを全て出せれば必ず勝てる。

残り2戦、勝って最高のリーグ戦にしよう

25期 #14 藤田晃