TSコラム

◯TSの組織体制

TS(チームスタッフ)は現在MG(マネージャー)・DS(データスタッフ)・TR(トレーナー)の三部門に分かれて、それぞれに特化する分野で質が高く幅広いサポートを行っています。
練習外ではスケジュール管理や経費管理などの組織運営の大部分を担っています。

 

亀井香奈子(TSリーダー/MG)

◯ラクロス部に入った理由
元々スポーツを見ることが好きで、最初は軽い気持ちで体育会に興味を持ちました。その中でも、初めて見るラクロスの迫力あるプレーと、全員で本気でラクロスに取り組む姿勢に魅了されました。プレイヤーの先輩方やTSの先輩方からもたくさん話を聞いて、熱心で努力家な人達だと人としての魅力も感じ、このチームの一員になりたいと思って入部を決めました。

入部当初、MGとTRのふたつのポジションがありました。私は練習を間近で見られるMGの方に魅力を感じ、MGを選びました。

それからTR,MGはまとまって全員TSとなりましたが、そこでTRの専門性を必要と感じるようになりました。そして今年度TSをTR/DS/MGの3つに分化し専門性に特化した組織をつくろうとなった際、TRをやろうと決めていました。

しかし色々な人と話していくうちに、TRとしてはゼロからのスタートで私にはあと1年しかないということ、自分がやりたいのは「チームを勝たせること」だから、3年間で培ってきたMGとして、チームの力になろうと思うようになりMGを決心しました。

◯MGの仕事内容
MGの大きな仕事は練習運営です。
プレイヤーが最大限プレーに専念できる環境をつくります。具体的には、グラウンドメイク、タイムマネジメント、ボトルケア、メニューの準備、練習中の審判、そしてビデオ撮影、フェイスオフというポジションの練習の笛を吹くことなどです。

たくさんあるように思えますが、これをMGで分担して練習を作り上げていきます。練習の質を高め、プレイヤーがプレイに専念できる環境ををつくる。そうやってつくり出す日々の練習が、チームを強くすることにつながります。プレイをする側でなくとも、チームを強くし、勝たせることができる。
プレイヤーは本気でプレイをし、TSは本気で練習運営を行う。だからこそ厳しい指摘が飛び交うこともよくあるし、信頼関係が生まれます。TSがいないと練習は回らない。試合に勝つこともできないと思います。

◯ラクロス部の好きなところ
それは熱心でいつでも努力することを惜しまない人たちがいること。常に上を目指してどこまでも成長することができます。その姿が私の一番の原動力となります。

また、プレイをしないTSであっても、プレイヤーと同じように憧れる舞台があり、そこに向かって本気で取り組むことができる。できることがいくらでもあります。それが本当にやりがいになります。

◯新入生に一言
ラクロス部のTSは、もしかしたら思っているマネージャーのイメージと違っているかもしれません。プレイヤーのお手伝いさんでもないし、プレイヤーを応援するだけの立場ではありません。プレイをする側とは違った目線で、でも同じ目標に向かって一緒に戦う存在です。私自身がそうだったように、きっと想像以上の魅力とやりがいが感じられると思います。是非一度見に来てほしいです!

 

遠藤あゆ子(TRリーダー)

◯ラクロス部に入った理由
高校まで週6~7で部活を頑張っていました。大学ではのんびりしたいなと思っていましたが、ラクロス部を見て、やっぱりスポーツっていいな、目標に向けて頑張るっていいなと思い、入部を決めました。自分が動くのはたくさんやってきたし、運動部のマネージャーに憧れがあったから、TSになることにしました。

TRをやろうと思ったきっかけは、TSにはたくさんの仕事があるけれども、その中でもマッサージやテーピングを頼まれると嬉しくてやりがいを感じていたから。

最終的にTRをやると決意したのは、今ラクロス部の人数がとても少なく、一人一人の力を伸ばさなければならない、誰か1人でも怪我で欠けると勝てない、そんな状況で一番必要なポジションがTRだと思ったからです。

◯TR(トレーナー)の仕事内容
質のいいトレーニングでフィジカルを鍛え、アップ・ダウンを管理することで怪我をさせない、リハビリで怪我人の早期復活に貢献する、そうやってチームの勝ちに貢献することが、TRというポジションだと思っています。

練習前のアップやトレーニングの準備や仕切りを行っています。また、それらを当事者として仕切れるように、まずはTR自身もそういったことが出来るようになるためのトレーニングをします。

他にも怪我人管理としてテーピング・マッサージ・リハビリをしたり、プレイヤーの筋肉や怪我についての勉強会を行っています。

◯ラクロス部の好きなところ
ラクロス部での活動は、楽しいことだけじゃなく、大変なこともたくさんあります。 でもそれは、全員で同じ目標を目指し、本気でラクロスと向き合うから。強くなるため、勝つためにたくさん努力をするから。それを乗り越えることでどこまでも成長することができます。それまでの自分を変えることができました。

◯新入生に一言
サークルも部活もたくさんあるけど、男子ラクロス部を一度でも見たら、絶対に魅力が伝わるはずです。

千葉大男子ラクロス部は他の部活、サークルにはない大変さも楽しさもある、何よりそれを分かち合い、一緒に頑張れる仲間ができます。頑張ること、熱中することのかっこよさや素晴らしさが分かります。

だから、興味があったらもちもん、なくてもぜひ、一度見にきて欲しいです。待っています。

 

佐久間美桜(DSリーダー)

◯ラクロス部に入った理由
最初に入部したのは本当になんとなくで、他の部活に比べてマネージャーがチームの勝利に貢献している印象が強かったということから、充実した大学生活を送れるかなと思い入部しました。

データの集積からプレイヤーの成長を感じること、そうでないときはその理由を考えることが楽しくなってきて、そういった形でチームの力になりたいと思いDSを選びました。選手の強みや弱みを分析し、プレーについて詳しくなれるスタッフを目指しています。

◯仕事内容
DS(データスタッフ)はTSの中でも、コーチや戦術幹部に最も寄り添ったポジションです。練習や試合でのシュート成功率、シュートセーブ率などのデータの集計・管理・分析を主に行っています!

プレイヤーがどんなデータを求めているか、どんなデータを取れば役に立つのかを考えることも仕事の1つです。また、DSはチームの戦術的なことに関わるポジションなので、プレーについてビデオを見たりしながら、ラクロスの勉強しています。

◯ラクロス部の好きなところ
ラクロス部には熱い想いで勝利に向かい、その為の努力を惜しまない人達が沢山います。
ひとつの目標に向かって、常に自分に足りないことや自分に出来る努力を探し続け、そしてそれを実行していく姿はかっこいいです!
そのような人達に囲まれているから、自分も日々成長できます。

TSもただ水を出したり、笛を吹いたりっていう誰にでも出来る仕事をしているのではなく、自分自身がチームの力になることができます。そしてその為の挑戦や努力を、部員が全員バックアップしてくれる環境があるのです。

◯新入生に一言
なんとなくで入ったこの部活だけど、ここには自分の人生のうちの4年間を全てラクロスに懸け、私が今まで触れたことの無いような熱量でラクロスに向き合っている人が沢山いました。

今まで面倒なことは避けて、なるべく楽に楽に生きてきた私だったけど、人生で一度くらい、思いっきり一つの物事に熱中した瞬間を作りたいと思いました。この人達と一緒にいたら、努力なんて嫌いで自分に甘く生きてきた自分を変えられる、大学生になってもまだ人間的に成長出来る、と思いました。

ラクロスが好きで、その為なら何でもできるこの部の人達は、本当にキラキラしています。そんな環境の中で一緒に、自分の4年間を、自分自身を、輝いたものにしませんか?

新歓リーダー 伊藤輝飛

新入生のみなさんご入学おめでとうございます。
2018年度、新歓代表を務めます、3年伊藤輝飛です。
僕の入学当初を思い返してみると、小学校のころから続けていた野球をなんとなく大学でも続け、そこそこ充実した4年間を過ごせればいいなと思っていました。野球部の新歓にも行き、入部しようと思っていた僕が、今ラクロス部にいるには訳があります。
タダ飯を求めていろいろな団体の新歓に顔を出し、たまたま見つけたラクロス部になんとなく行ったのがすべての始まりです。
ラクロス部の新歓に参加して感じたことはただただ「熱い」。千葉大学男子ラクロス部の魅力をまっすぐ楽しそうに語る先輩たちの姿を見て、「学生生活でできる最後の青春。」と言われ、高校までで野球を一通り全力でやりきり、ある意味燃え尽きていた魂に再び火がつきました。
どうせやるならそこそこの充実で満足したくない、日本一を目指せる環境で限界まで挑戦したい。そう思い、れクロス部への入部を決意しました。
この時の決断は間違っていなかったと2年間ラクロス部に所属して改めて思います。最高の仲間たちに出会え、最高の舞台で戦うことを目指し、日々最高に充実した学生生活を送っています。
多くの新入生がラクロス部に入部し、君達と日本一の舞台を共に戦えることを願って新歓代表のメッセージとさせていただきます。
♯13伊藤輝飛

幹部挨拶 副将 矢上泰雅

○副将として
副将という役職はやること、やらなければいけないことというのは決まっているわけではない。主将のようにチームを一心に背負ってまとめるわけではない。特にやることもなく、役職だけがあるだけだ。
‥と副将になる数ヶ月前まで正直そう思っていた。なんにも分かってなかった。自分が憧れた副将像である、入部したころの健太郎さんはなんにもしてなかったわけがない。常にチームにアンテナを張り続け、辞めそうな人がいたら飯食いに行く。様子がおかしい人がいたらほっておかず、声をかける。怪我しても練習中、常に存在感を出し続ける。そんな副将がかっこよかった。まだそんな副将に自分はなれてない。アンテナが圧倒的に張りきれてない。健太郎さんは姿勢ですべてを伝えていたりょうまさんの代わりに全てをやっていた。俺はりくがもっと自分だけに集中できる、やることはないと言える環境を作る。そんな副将になりたい。

幹部挨拶 主将 松田陸

この度、主将を務めることになりました23期の松田陸です。
①目標
今年のチームの目標は『FINAL4で勝つ』です。
昨年のチームでも同じ目標を掲げていました。昨年の日体戦や早稲田戦では、最終的には点差は離れてしまいましたが、実際に試合をして手応えを感じることができました。何がどれだけ足りないのか、昨年よりも目標のイメージが湧きました。また、今年のチームは昨年のチームでやってきたことを繋げようということも一つのテーマとしてやっているので、昨年達成できなかった目標を今年こそ達成したいという想いがあります。
昨年11月にFINALを観戦し、改めてFINALの観客の多さに驚きました。昨年あの舞台に立つことを目標にしていて、FINALの舞台は自分の中で特別な舞台でしたが、やはり生で見るものは格別でした。純粋にあの舞台でプレーしたい、自分のプレーで会場を沸かせたいという想いを確認することができました。
自分を含め、今の千葉大にあの舞台よりも大きな舞台でスポーツをしたことがある人はいないと思います。大好きなラクロス、大学生活を一番捧げているラクロスを、あの大舞台で披露できることほどラクロッサーにとって幸せなことはないです。
②スローガン
今年のチームのスローガンは「やれ」です。
この「やれ」にはいくつか意味があります。
まずは、もっと「やれ」。
リーグ戦が始まるまであと約6ヶ月しかありません。一日一日をどのように過ごすかで、勝つか負けるかが決まると思います。常に向上心を持っていれば、勝つためにできることはいくらでもあります。今の自分に限界を作らずにもっと「やれ」ということです。
次に、全員で「やれ」。
一人だけが上手くても絶対に勝てません。千葉大は人数が少ないので、下級生を含めて全員が上手くならないといけません。一人でも下手な低い人がいたら勝てません。誰かの甘い行動がチームを負けに近づけます。自分がやっていればいいではなく、全員で同じ目標に向かって一丸になることが大事です。
最後に、全力で「やれ」。
単純なことですが、一番大事なことだと思います。自分たちはまだまだ下手くそで、一部上位校とは大きな差があります。このまま同じスピードで上手くなっていっても差は縮まりません。いかに上達するか、それは、アップ、ダウン、トレーニング、単純なことから、たとえ疲労が溜まっていても、全て全力でやることです。一瞬の妥協がチームを負けに近づけます。
これらは、全て意識の話で自分たち次第です。だから「やれ!」と言い合える、スローガンを大切にできるチームを作れば絶対に目標を達成できます。
③最後に
今年は、自分にとって競技スポーツをやる最後の年です。小学校、中学校、高校、大学とずっと部活に入って競技スポーツを十数年やってきましたが、今年がその集大成となります。自分の学生生活を振り返ると、常に自分の生活の中心にあったのはスポーツでした。
もう二度と本気でスポーツに取り組んで真剣勝負をすることはありません。勝って泣くこともなければ、負けて泣くこともなくなります。辛いラントレをすることもなくなるし、ビデオを見て研究をするなど、勝つために何か行動することがなくなります。こう考えると、この生活が終わってしまうことが悲しくて仕方ありません。そう思う一方、この最後の一年を終えて、絶対に後悔したくないという思いが強く湧いてきます。引退した後に、あれをやっておけば良かったとか、あのとき妥協しなければよかった、という後悔を残したくはありません。
今年が集大成、勝つことに全力を捧げられる環境に感謝して、日々努力します。
長くなりましたが、これをもちまして、主将挨拶させていただきます。
主将 23期 松田陸

幹部挨拶 TSリーダー 亀井香菜子

 
今年度、TSの組織の大きな方針は、「チームを強くし、勝ちへ導く」というもの。
これはすべての行動のもととなり、その自信と責任をもつ。
今年のチーム目標は「final4で勝つ」
私たちは必ず、「final4で勝たせる」
目標達成のアプローチとして、「ひとりひとりが強いTS組織」をつくる。
練習中は、MG・DS・TRというポジションをつくり、各部門に特化させる。
練習外では、プレイヤーがプレイに専念できる環境をつくるため、組織運営やビデオアップなどの作業的な部分をできる限りTSが担う。
ひとりひとりが自分の強みを際限なく追求し、発揮する。そしてそれを組織として集約させることで、質が高く幅の広いアプローチを実現させる。
組織発足当初に全員に伝えたことです。
ここにTS全員で向かうこと。
それが私の「野望」です。
千葉大のTSはひとりひとり、自分にしかない強みがあり、心に強い意志をもっています。
これらを全員で認め合って高め合い、組織としてひとつにすることができたら、本当に強い組織になれる。そしてチームを強くし、勝たせることができる。私は本気で思っています。
今年は新しいことを始める年。
「やってみる」ことを大事にしたい。
チームのため、個人のため、自分のため。
強くするため、強くなるため。
そう思ったことはすべてやってみる。
なにも恐れないでただ強くなること勝つことに貪欲になる。
この指針をTSひとりひとりの心に常に置きたい。
口うるさくいい続けていこうと思います。
「勝たせたい」
だから全部やる。やろう。
自分はそれを一番に体現する存在になります。